すきっ歯を改善。アソアライナーをして5年でこう変わった
こんにちは。先日、いつも通っている歯医者で歯のメンテナンスをしてきた管理人id:luckyme7です。
私は歯並びの矯正をしていて、今年で約5年。
今回の検診で、矯正を始める前の写真を見て感慨深かったので、私の矯正記録をここに残します。
歯の写真は見ようによってはグロいので、写真を貼る前にはアラートしてあります。
見たくない方は避けてくださいね!
私の悩み
私の悩みは、すきっ歯。
歯並び自体はそんなに悪くない。お行儀よく並んでいるし、まっすぐ生えてきている。
ただ、歯がちっちゃい!
歯が大きい人からすると乳歯のようにも見える小ささ。
これで顔も小さければ問題なしなのですが、残念ながら顎にはまだ歯が入るスペースが余っております。
よって、小さい歯がスッカスカで並んでいる状態に。
特に気になるのが前歯のすきっ歯。パスタ1本余裕でくぐれます。
何らかの陰謀で歯を噛み合わせたまま開けられなくなり、みんなが栄養失調になっている頃、私はこの隙間からパスタを食べて生き延びることができそうだなと思うレベルに空いていました。
当時の写真を見ると、口を開けて笑った時に前歯の隙間が黒く影になり、ちょっとお歯黒みたいになっています。
恐竜好きの友達には「かわい〜恐竜の赤ちゃんみたーい」と言われました。
そんな私でしたが、やっぱりすきっ歯を治したらだいぶ印象も変わるだろうなと思って、矯正を始めることにしました。
アソアライナーとは?
私が選んだのは、アソアライナーというマウスピースで行う矯正。
これは、透明なマウスピースをはめることで歯を少しずつ動かし、マウスピースを交換していくことで最終的に理想の形に整えていきます。
マウスピースには柔らかい素材のソフトと硬い素材のハードがあり、まずソフトで歯を動かし、ハードでがっちりその位置を固定して歯に覚えさせる感じ。
私の場合はすきっ歯なので、少しずつ歯が近くに寄っていくようにマウスピースの型を作ってもらい、1段階目のソフト→ハード、2段階目のソフト→ハード、3段階目…という流れでステップアップしていきます。
食事の際には取り外しが可能。なので、歯磨きも普通にできます。
透明なマウスピースを使って矯正するので似ていますが、マウスピースを作るために歯型を毎回とるアソアライナーと比べて、インビザラインは基本的に最初の1回だけだそう。
両方にメリットデメリットと、自分のケースに合う合わないがあるので、歯医者さんと相談してみてください。
私は通っている歯医者さんがアソアライナーを扱っていたので、自然とアソアライナーでの矯正を始めました。
なぜマウスピース矯正を選んだか
歯並びの矯正というと、一番有名なのが、ワイヤー矯正。
小学校の頃とか、色とりどりのワイヤーをつけてる子、いたなぁ。あと、歯の裏側にワイヤー矯正をつけるタイプもありましたね。
でも、このタイプはワイヤーを常につけたままにしているので、歯磨きがしにくい。
私はこれまで虫歯になったことがないので、矯正で歯磨きがしづらくなり、虫歯になったら絶対イヤだなと思っていました。
私の場合、マメなタイプじゃないのでめんどくさがって適当に歯磨きする可能性大だったので。
その点、マウスピース矯正だと普通にいつも通り歯磨きできるので楽。
また、一番の理由は、目立たないこと。
もちろん、透明とは言え、分かる時は分かります。しばらくマウスピースをつけて歯が動き、マウスピースにしっかりハマるようになれば、本当に目立たないんですが、新たにマウスピースをつけて、歯をグイグイ動かしていく段階ではマウスピースと歯に隙間があるので、全くの自然ではない。
でも、もしも大事な用事やデートがあって見た目が気になるのなら、マウスピースを外せばいいんです。
基本的にずっとしていないといけない(1日17時間以上。食事中など以外はずっと着けるのが推奨されている)し、矯正中に1日つけなかったりしたらせっかく動かした歯が戻ってしまって、歯を動かす痛みを再度味わうことにはなりますが…
とは言え、「外せる」っていうのは結構安心でもあります。
マウスピース矯正が向かない人
まず、歯によってはマウスピース矯正ができないパターンの方や、他の矯正法が適している方もいるので、そこは歯医者さんに相談してください。
そして、マウスピースが外せるからこそ、しっかり着けていられるかが重要!
矯正は歯をジリジリと動かしていくので、どうしても痛みは伴います。ワイヤー矯正の方が痛いって聞くけど、マウスピース矯正でも結構痛い時は痛かった。
新しいマウスピースを着けた時の「イター!!!」という感覚。そしてだんだんジンジンするようになり、しばらく耐える。少し馴染んだかなぁと思った頃、食事の時間なので一旦取り外す。
しかし、取り外すのも痛い!なんとか外せた…と思って食べ始めると、歯がなんか変な感じ!
歯を動かしているからちゃんと根を張っていない感じというか、噛むたびにジーン。
そして食べ終わって歯を磨き、またマウスピースをつけようとすると、食事をしただけの短時間にも関わらず歯がもう元の位置に戻りかかっている…
同じ型でも、ソフトからハードに変えたら痛みを感じたり。
夜寝る前にソフトからハードに変えて、痛みでしばらく寝付けなかったことも。
なまじマウスピースを外せてしまう分、「どうしても歯を綺麗にしたい!」というモチベーションが高くないと、続けられないかもしれません。
なので、親が小さい子供に矯正させる場合はおすすめできない(子供自身が矯正に対してモチベーションが高ければ別ですが)と歯医者さんは言っていました。
でも、マウスピースの位置に歯が慣れてしまえばあとは快適。痛みが強いのは数日で、歯がマウスピースに馴染んだら違和感がなくなるし、しっかりハマるのでマウスピースと歯が一体化して見えて、近くで話していても全く気づかれなかったです。
ビフォーアフター
さて、ここで私の5年間のビフォーアフター写真を。
とは言え、ここ2年くらいはほぼ保定、現状維持で、寝るときにはめて後戻りしないようにするのみだったので、実際に歯を積極的にグイグイ動かしていたのは3年くらいですね。
では、歯の写真を見ても大丈夫な方だけ、どうぞ。
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BEFORE
AFTER
まだ前歯に若干の隙間はあるものの、「歯並び綺麗だね」と言われることが増えました。
歯医者さん曰く、歯が小さいために、もし前歯の隙間を詰めたら逆に他の部分の隙間が拡大してしまうので、現状は全体のバランスを見た上で最大限に近づけた状態。
もしこの隙間を無くしたいなら、隙間を何かで埋める(貼ったり)することになるようですが、何かを付け足すとその分歯の磨き残しが出たりするのも嫌なので、とりあえずは現状のままでいいかなと思っています。
矯正中の人へ。ファイト!
もし今マウスピース矯正をしていて、毎日痛いなー早く歯が綺麗になってほしいなーと思っている方がいたら、ぜひ頑張ってください!
マウスピースによっては「あれ、これ全然痛くない。余裕だわー」と難なく着けられるものがありますが、たまにほんとに痛すぎて、何かしたくても歯にしか意識が向かない時もあり、そんな時はひたすらモチベーションを上げるために矯正中の人のブログとかを読み漁ってました。
時間はある程度かかりますが、5年前に矯正を始めた自分に感謝。やっておいて良かった。
マウスピース矯正を5年した経験談でした。